
因果応報とは、まさにこれ。
悪い行いをすれば悪い報いがある、という意味で使われることが多い四文字熟語です。
激痛が走って、顔はボクサーのように腫れ上がり、シャツやトレーナーの脱ぎ着も一苦労。
そして何よりも、半年間は大好きなサッカーを思いっきりすることができませんでした。
でもそれくらいの報いを受けて当然のことをしたと思っています。
優しすぎるほどの優しさにつけこんで、何も反論をしないのをいいことに、私はおっとのことを一方的に責め立てました。
世界中の誰よりも大切な人のはずなのに、そんなことを言う資格なんてないくらい、深く、深く傷つけてしまいました。
完治した今でも、ふいに左頬が痛むときがあります。
そのたびに、これはきっと神様的な存在からの忠告なのだろうと受け止めて、自分を戒めています。
蛇足ですが、因果応報と聞くとやはり悪いイメージの言葉に思われることの方が多いように思います。
しかしながら、良い行いをすれば良い報いがある、という意味合いも含まれるそうです。
私はおっとに対して悪い行いをしたために、骨が折れるという報いを受けました。
とすると、これからはおっとの幸せに寄与することで、私の骨密度も上がっていくのだろうか。
なんていうくだらない仮説を頭の片隅に置きつつ、粛々と日々を過ごしていきたいと思います。