初めて妻と呼ばれた日

風邪 i
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初めて妻と呼ばれた日のこと、今でも忘れることができません。
純粋に嬉しかったり、ちょっぴり照れ臭かったりするものなのでしょう。

それにしても、あの時の私はとてつもないショックを受けたものです。
いかんせん新婚さんも新婚さん。
入籍して1ヵ月にも満たない間の出来事でした。

私の心根がねちっこいのやら、何年経ってももやもやが晴れずにいました。
けれど、今やっと成仏できた気がします。
なむなむ。

よんこまってスバラシイ。
ネガティブなことがあってもネタになると思えば、ハッピーな人生が送れそうです。

それにしても、あの日以来、おっとの口から「妻」という単語が発せられたことはあったかしら。
あれが最初で最後の出来事になってしまうのかしら。

また誰かお母さんと間違えてくれないかなあ。

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つまなんです。
結婚するのが早かったり、夫婦のどちらか一方が童顔だったりすると、なかなか夫婦として認識してもらえないという経験をしたことある人も多いのではないでしょうか。そんなたわいもない出来事を4コマとエッセイで綴っています。
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